時 計 塔 の あ る 霧 の 街
月が大きく夜空を覆うMoon nigt
夢の扉を開いてボクたちがやって来たのは
大きな時計塔が門番をしている
霧深い静かな街の入り口
窓の明かりが霧でぼんやりかすみ
街道は奥へと続いている
その街並みは遠くに行くほど霧に溶け込み
奥に進めば進むほど
霧に溶け込んで消え行く…
そんな感じがする不思議な街だ
光 る 実 の な る 木
月が大きく夜空を覆うMoon nigt
夢の扉を開いてボクたちがやって来たのは
草原と丘にぽつりぽつり民家がたたずむ
山沿いの小さな田舎町
ボクは小高い丘にそびえ立つ
光る実のなる木に登って
オカリナを奏でる
その音色は澄みきった夜の風景に
優しく共鳴しながら
山の向こうまで流れていった
満 天 の 星 の 河
月が大きく夜空を覆うMoon nigt
夢の扉を開いてボクたちがやって来たのは
河が流れる山沿いの小さな街
ボクたちは小さなボートで街を下っていた
川は満天の星空を写し、ずっと先まで続いた
そこはまさに星の河のまっただなか
まるでボクたちは
宇宙旅行をしているようだ
長く続く星の河に
僕が奏でるオカリナの音色が
星々と一緒に流れていった
教 会 の あ る 街 で
月が大きく夜空を覆うMoon nigt
夢の扉を開いてボクたちがやって来たのは
教会のある小さな街
人々が行き交う夜の街で
教会の前の石段に腰掛け
ボクはオカリナを奏でていた
その音色に一時
街ゆく人の耳に止まりはしたが
教会の鐘の音にあっという間に
かき消されてしまった
それでもボクはおかまいなしに奏で続けた
夢  の  扉
月が大きく夜空を覆うMoon nigt
夢の扉はいつでも開く
今日も 明日も
ボクの好奇心が消えない限り
夢の向こう側の街から街へ
ボクたちは旅を続けるんだ
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