RAINBOW LOOP’S
虹の向こうに何がある?
実は虹は時と同じ
始まりも終わりもなく
リングのようにつながっている
振り子が時を刻む間に
いろんな場所の時間の中で
虹は現れたと思ったら
空間に波紋を残して消えて行く
夢幻のように…
Little Time's  of  Little Star
時が一定の周期で回転しているとしたら
宇宙規模の長い長い時間を渡って行くと
今の時間と繋がるのだろうか…?
宇宙は広大な世界と永遠に続く時間
そう感じていたけど
意外と小さくて短い世界
そんな中で繰り返される出来事は
小さな小さな出来事なのだろう
風 人 の よ う に …
生まれた場所で一生を過ごす人生
そんな生き方はボクには出来ない
入り組んだ社会
敷かれたレール
決められた価値観
そんなものに縛られないで
生きる道を選ぶことにした
それがどれだけ苦難の道であっても
ボクはそう決めたんだ
自由に夜空を舞う
あの風人のように…
時 間 を 渡 っ て …
数えきれない次元の時間を飛び越え
様々な時間を旅する存在
まるで風が流れるように…
見たこともない不思議な世界を
一つの閉じた世界を飛び越えて
時から時を流れる風の渡り人
僕もなろうと決めたんだ
彼のように時を渡って…
小 さ な 小 さ な 街
小さな街の夜は
空気さえも動かない
静まりかえった無音の世界
月の光や星の瞬きの音でさえ
聞こえてくるような気がしてしまう
ここは退屈だけど
平穏な小さな小さな世界
琥 珀 色 の 街
琥珀色の日の光をまとった街
暖かな温もりを感じれる貴重な時間
閉ざされた器に
独自の時を刻む時代は
もう終わりにしよう
小さな扉の向こうから
自由の風は
いつでも吹いて来るのだから…
立 ち 寄 っ た 街 で
初めて見る街の景色は
目にする全てが新鮮に映る
空の色
触れる空気
行き交う人々
しかし…
そんな新鮮に映るものも
いつしか当たり前のように
色あせた過去の景色へと
変わってゆくのだろう…

風  の  軌  跡
空気さえ凍るような
冷たく張り詰めた夜の空に
時を刻みながら風人が自由に舞い踊る
眠についた街の空を
閉ざされた植木鉢のような
小さな町の空を
流星と戯れながら
ヒューユーと舞い
やがて去って行く
通り過ぎた風の軌跡を残して

閉 ざ さ れ た 器
時の器をいつか越えたい
夢を抱ける魔法のつばさを
痛んだ心に取り戻せたら
違った時を自由に
風人のように流れてみたい
時 と 時 の 休 息 の 隙 間
夢を求めて旅する者を
運ぶ列車が通る道
様々な時の器から
閉ざされた社会を捨てて
旅をする者たちが交差し出会う
ここは時と時の隙間の分岐点
休息を終えた者たちが
新たな風を求めて
時から時への時間の旅は
終わることなく続く…
M O O N  N I G H T  T O W N
R A I N B O W  L O O P ' S
表と裏の世界の空は
正反対の時間が流れているけど
ひとつに繋がっている世界
表の世界で夜がやってくれば
裏の世界は朝がやってくる
虹の向こう側には月が輝いて
流れ星はきっとどこかで交わって
一本の光の糸のように繋がるのだろう
表の私と裏の私
何が違う?
全く違う私でも
どちらも私の中の本当の私
裏腹な思いも
どこかで一つに繋がっている
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